東北大学病院（張替秀郎病院長）と東北文化学園大学（加賀谷豊学長）は、2025年5月8日に診療看護師（ナースプラクティショナー、以下「NP」）養成教育の連携に関する協定を締結しました。

NPは、日本NP教育大学院協議会が認める大学院修士課程を修了し、資格認定試験に合格した看護師です。医師や他の医療専門職と協力し、患者の生活の質（QOL）向上を目指して「診療」を行います。また、地域医療の格差解消や訪問看護の拡充においても重要な役割を果たしています。
さらに、2024年4月から「医師の働き方改革」により、医師の時間外労働が規制されたことに伴い、医師の業務を分担するタスクシェアの必要性が高まり、NPへの注目が集まっています。
今回の協定を基に、当院と東北文化学園大学は、NPを積極的に養成していくことが重要であるという共通認識のもと、臨床実習?演習?講義における一層の協力等を推進していく予定です。